- 2011.12.21
- 【動画】千代田小学校での「味覚の授業...
味覚のアトリエ
2011.11.14味覚のアトリエCafe
2011年10月30日(日)、六本木ヒルズ テレビ朝日 多目的スペースumu(東京都港区六本木6-9-1 テレビ朝日1F)にて、2011年度の「味覚の一週間」を締めくくるイベント「味覚のアトリエCafe」が実施されました。
小雨がぱらつくあいにくの天候の中、約180名の方が参加。会場内で特別販売された寺井則彦シェフ特製の「味覚の一週間」限定スイーツ【エクレール・オ・キャトル・グゥ】(「しょっぱい」「すっぱい」「にがい」「あまい」それぞれの味わいと4つの味の組み合わせが堪能できるエクレア)を味わったり、家族や友人とゆっくりと過ごすなど、参加者は思い思いの時間を楽しみながらトークショーに参加しました。
トークショーの最初に登場したのは、特定非営利活動法人 青果物健康推進協会のベジフルティーチャー。野菜と果物の栄養や摂取の仕方、おいしく食べるための一工夫などを実演を交えて紹介しました。
次に登場したのは、味博士こと鈴木隆一氏。鈴木氏は慶応大学内で味覚に関するベンチャー企業を立ち上げ、味の分析と相性を研究している味のプロフェッショナルです。料理を5つの味(しょっぱい、すっぱい、にがい、あまい、うまみ)に分けて測定し、可視化するというユニークな研究を発表しています。残念ながら、会場に測定器を持ち込むことはできませんでしたが、トークショーでは味の相性について解説。参加者の知的好奇心をくすぐりました。
3番手は、国内外を問わず活躍の場をもつ実力派若手シェフのお二人。寺井則彦パティシエと松嶋啓介シェフは、共に小学校低学年の娘をもつ父親。二人とも親交が深く「味覚の一週間」の呼びかけ人である内坂芳美先生がコーディネーターになり、毎日の食生活を通じて子どもたちに伝えていることを紹介しました。共通していたのは、家族で食卓を囲むことの大切さ。参加者たちは、二人の熱いトークに熱心に聞き入りました。
4番目に壇上に登場したのは、料理研究家で「味覚の一週間」の呼びかけ人でもある藤野真紀子先生と神戸北野ホテル総料理長 山口浩シェフ。プロフェッショナルとして食と向き合う2人が、自身の幼少時の体験を踏まえ、家庭の食卓で育まれ、伝承される食文化について話しました。途中、赤ちゃんを連れたお母様から「離乳時の食」について質問が出ると、「愛情を込めて手作りしたものを食べさせなさい。栄養のバランスも良いし、何よりお母さんの愛情がお子さんに通じますよ」と背中を押す一幕もありました。
次に駆けつけたのは、六本木ヒルズ内の「ラトリエ ドゥ ジョエル・ロブション」の関谷健一朗シェフ。約30年にわたり3つ星を保持し続けているジョエル・ロブション氏のもとで修行して学んだことやその学びを今どのように活かしているか、またロブション氏の人柄について話を伺いました。
最後は、「味覚のアトリエ」の一つである食農プロジェクト「つながってmeal」の活動報告がなされました。学生たちが畑で土と親しみ、生産者と絆を深める中で得た気づきを紹介。エコール・ダニエル・マルタン主宰のダニエル・マルタンシェフも応援に駆けつけ、フランスの農業や、生産者と消費者の相互理解を促すマルシェについて語りました。参加者は、マルタンシェフの軽快なトークを聞きつつ、シェフ特製のパンプキンパイを試食しました。



© 2012 味覚の一週間. All Rights Reserved.